独居房

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      独居房

     

    昨日は、他県にある某刑務所に面会に行ってきました。

     

    知的障害を持つS君27歳の身元引受をしているからです。

     

    S君は、医療刑務所に投獄されていた時も独居房ばかりでした。

    刑務所に入っていても本当に落ち着かない生活で満期を迎え出所したのでしたが、半年足らずで同じ事件を起こした為逮捕され2年8か月の刑期になり刑務所に入ったのです。

     

    すでに、1年8か月投獄期間が過ぎていますが、ここにきて少しの変化が出てきたのです。

     

    2か月近く独居房に入らず我慢ができる様になったのです。

     

    面会に行く度に「今日は、面会できません。」と何度も言われ岐路についたのですが、ここの所、毎回面会が出来るのです。

     

    私は、思わず「頑張ったね。頑張ったね。」

    「刑務官の人が、今、乗り切るんだよ。頑張るんだよ。って言ってくれて気持ちが落ち着くまで頭を撫でてくれる人がいるんだ。」

    「そうなんだ。嬉しいね。毎週、お母さんからのハガキも独居房に入ると読めないものね。Sちゃんが、自分の心で我慢できるようにならないとダメだもんね。」

    「明日も頑張れる?」

    「うん。頑張れるよ。」

    「明後日は?」

    「明後日も頑張るよ。」

    「嬉しいね。」

    本当に成功体験が少なかったS君を観ていると、涙がこぼれました。

     

    養護施設で育ち通勤寮で悪事を覚え何度も捕まったS君です。

     

    それでも、「絶対に、待ってるよ。S君を離さないよ。みんなで待ってるからね。」と、精一杯言葉で伝えてきました。

     

    刑期も残すところ1年です。

    この1年間で我慢する事の大切さをS君の心に刻んで欲しいと願った一日でした。



    地域定着支援センターから漏れた人

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      地域定着支援センターから漏れた人

       

      精神疾患や知的障害を持った人たちが刑期を終了して社会復帰をする時のための出口支援のセンターが、地域定着支援センターです。

       

      しかし、1級の精神保健福祉手帳を所持していながら、全く、地域定着定着センターと縁がなかったM君でした。

       

      満期の後、26条で措置入院後、父親が引き取り在宅で過ごす事を繰り返してきた30歳のM君。

      覚せい剤ややくざとも出会い大変な時を過ごしてきたのでしょう。

       

      父親は、運転手として真面目に働いていますが、本当に息子との対応の仕方に悩んでいました。

       

      本当に残念に思う事は、M君の居場所作りを一緒に考えてくれる人がいなかった事です。

       

      中学校2年生までは、学年でトップ争いをするくらい成績も優秀だったのでしたが、何が原因で不登校になってしまったのか分かりませんが、M君を追い詰める結果になってしまいM君の心を落ち着かせる事は出来ませんでした。

       

      しかし、これからは、支援方法を父親と一緒に考えて行きたいと思います。

      父親も「どこに相談に行けば良いのか?全く分からなかった。」と、言っていました。

       

      「再犯させないためにお金を渡してきました。友達のご飯も自宅で一緒に食べたり工夫をしてきました。」とのお話。

       

      しかし、M君の心の奥を開かせる何かが少なかったのだと思います。

       

      M君は、措置入院になりましたが退院後の支援の仕方をお父さんと職員たち全員で一緒に考えて行きたいと思います。

      そして、M君が安心できる居場所作りを考えて行きましょう。

      だって、まだ30歳なんですから。



      6歳児のやる気

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         6歳児のやる気

         

        「三つ編み出来たよ。」S君。

        「すごいね。頑張ったね。」と、私。

         

        他園から移ってきた年長児の男の子です。

         

        実は、年長になると14編みが出来る子どもたちがいるほど編み物に夢中に取り組む子ども達の中で、S君は三つ編みが出来た嬉しさを私に向けてくれたのでした。

         

        そして、保育士の「できたね。」の一言に大きな嬉しさをS君は感じたのでしょう。

         

        「だめ」の言葉に異常に反応し暴力的にもなってしまいます。

         

        たった6歳の子どもですが、本当に成功体験の経験が少ないと感じた保育士たちは、真剣に笑顔を向け毎日毎日保育に取り組んでいます。

         

        その結果、今では保育園が大好きになりました。

        そして、何より暴力行為が激減したのです。

         

        時に、自宅に園長がお迎えに行く事も有ります。

        父子家庭でお父さんも頑張っていますが、中々育児が上手く行かない様子です。

         

        私もお父さんと会って話をさせて頂いていますが、直接の口出しはしない様にして園長にアドバイスをしています。

         

        そして、残すところ5か月足らずの保育園生活ですが、沢山の成功体験をS君には経験して「やる気」を身に付けて小学校に通って欲しいと願った出来事でした。



        精神薬の怖さ

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           精神薬の怖さ

           

          73歳の認知症のk男さんは、昨日、自宅で全く動けなくなっていました。

          先週のデイサ−ビスからもk男さんの様子のおかしさをお伝え頂いていましたが・・・

           

          知的障害を持つ奥さんでは見極めができなっかのでした。

           

          脳梗塞などの疑いが有った為救急車をお願いして脳血管系の病院に入院になりました。

           

          その検査結果は、精神薬の副作用との結果でした。

          精神科から処方されていた9種類の薬の服薬は全てストップになり点滴でドンドン外に流しだす処置だけになりました。

           

          実は、k男さんの精神科受診も奥さんが一人で連れて行っているため、k男さんの状況把握がドクターに正しく伝わっているのか不安が沢山ありました。

           

          ケアマネさんも一生懸命動いて下さっているのですが・・・

           

          通院も奥さんとだけでは良くないのかもしれません。

          そして、1か月前に朝晩の服薬が増えた為に副作用が出てしまい全く歩行が出来ず垂れ流し状態になってしまったのでした。

           

          今回は、1週間くらいの入院で済みそうですが、退院後は、ドクターを交えた会議を開催して頂こうと思います。

          そして、社会資源を利用して穏やかな生活が出来る様な支援を考えて行きたいと思った出来事でした。



          SNS問題

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             SNS問題

             

            どんなにツールが進歩しても「自分で選択できる力」を子どもたちに身に付けて欲しいと思います。

             

            チャイルドラインぐんまの養成講座では、毎年、ツールに関しての最新情報の学習会を開催しています。

             

            そこでは、下田先生の講座で最新情報の他に子ども自身の力を身に付けさせる事の大切さを学習させて頂いています。

             

            「あんなにいい子が・・・」

            「なぜ?」

            と、言った疑問が新聞紙面では沢山表現されていますが、本当の根幹が求められているのではないでしょうか?

             

            それでは、根幹とはなんでしょうか?

             

            「あなたは、大切な人なんだよ。」と、常日頃から具体的な行動で親から子どもに伝える事だと思います。

             

            思春期を迎えた子ども達は、言葉数が少なくなると思います。

            「めし」

            「かね」と、単語だけの会話が家庭に響き渡ると思いますが・・・

             

            実は、幼いころからの親子関係の在り方にあります。

             

            昨日も、親子で遊べない家庭が有りました。

            管理者から「親にどう話したら良いのでしょうか?」との質問があったので

            「毎晩、5分で良いからタオルを顔にかけてその取りっこを勧めて下さい。出来るだけ、お母さんが、子どもの目を見笑顔でね。」と伝えました。

             

            親子関係の在り方は、幼い時からの向かい合い方で全く変わるのです。

             

            それが、思春期にまで及ぶのです。

            思春期になったから急に家庭内での会話が少なくなるのではないのです。

             

            幼児期のほうが、簡単に遊べます。

            親子で向かい合う方法を社会福祉法人しののめ会では、発信し続けたいと思います。

             

            乳幼児期からの簡単な親子遊びの継続があってこそ「しつけ」も身に付け物事の良しあしを知り自分で自分を律する子どもに成長します。

             

            SNS問題に限らず、社会の不足している部分の根幹は、幼児時代からの親子の向かい合い方にあると思いますが・・・



            稲刈り

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                稲 刈 り

               

              今年は、天候不順だったのですが・・・

              3割以上も米の収穫量が上がったのです。

              30俵も収穫があったのですから嬉しいですね。

               

              毎朝夕の田んぼの水の管理の大切さも知りました。

               

              草取りが何よりも大変でしたが、毎日・毎日利用者さんや支援員たち保育士たちでしました。

               

              除草剤をまかないでやりきることは、本当に大変なんですが、社会福祉法人しののめ会に関わる関係者は全員、この「しののめ米」作りに、収穫までに一度は携わって頂きたいと思っています。

               

              みんなで関わる意味に気づいて欲しいと思うのです。

              福祉の仕事もみんなで協力し合っていくのです。

               

              ひとり仕事ではない事を知って欲しいのです。

              みんなで実行すればみんなの知恵も湧きこうして収穫も増すのですから。

               

              社会福祉法人しののめ会では、9月に板倉のコシヒカリ11月にはしののめ米が食べられるよう年2回の新米が食べられる工夫をしています。

               

              しののめ会では、年間8トン近くのお米を食べているのです。

              そして、十分身体を使った子ども達や利用者さん達職員一同みんな元気で過ごせるのです。

               

              田んぼは、半年間のお休みになりますが、ぼかしの肥料をまいて耕運機でうなって来年の準備をしましょう。

              それまでは、しばらく田んぼもお休みです。



              支援級の先生たち

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                 支援級の先生たち

                 

                「放課後等デイサービスぽぽろ・まーら」を開設して7か月が過ぎます。

                予定定員も超え放課後子どもたちは元気に毎日通ってきています。

                 

                ・多動だった子ども

                ・偏食が強かった子ども

                ・笑顔が少なかった子ども

                ・話言葉の少なかった子ども

                ・不登校だった子どもみんなに驚くほどの変化が現れました。

                昨日は、彼らの担任の先生たちが「社会福祉法人しののめ会」のバザーに3校の先生たちがお見え下さったのです。

                 

                楽しそうに販売している「まーら」の子ども達の活き活きした様子をご覧頂いたのでした。

                 

                本当に先生方が来て下さった事に感謝です。

                学校では見せない子どもたちの様子をご覧頂けたと思います。

                 

                そして、「まーら」の生活の保障の仕方の勉強会が12月4日に愛泉保育園で開催されます。

                 

                今年の講師は、東京で教員をしてきた中川先生です。

                 

                彼は、学校現場で河添理論を実践してきた人です。

                公的な立場でも先生の教育現場での授業の在り方次第で生徒たちは、変わるのです。

                 

                障がいの有無では絶対にありません。

                 

                教員や保育士・支援員の姿勢です。

                そこを共に学び合い子ども達や利用者さん達の丁寧な支援に繋げたいと思い、今年も「河理論を学ぶ会」の実行委員で開催します。

                是非、皆様もお出かけ下さい。

                 



                寂しい言葉

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                    寂しい言葉

                   

                  46歳のI男さんは、何度も何度も逮捕されてきました。

                  その根幹は、発達系に問題があると推測されます。

                   

                  彼は、最後の事件後から8年間も苛められても苛められても社会の荒波にこらえて働いてきたのだと思います。

                   

                  しかし、ここにきて耐えられなくなってしまったのでした。

                   

                  今回も本当に軽微な事件だったのです。

                   

                  裁判官は、「精神科受診をして福祉的な支援を」との判決で執行猶予になったのです。

                  そして、縁あって社会福祉法人しののめ会と出会ったのです。

                   

                  I男さんは、大切なことは全てノートに書き込んでいました。

                   

                  字は、丁寧でノートは、隙間が無いくらいの書き込み様でした。

                  そして、彼のノートを見たら一番楽しかった秋の出来事は、

                  「○○刑務所に入っていた時の秋の運動会で2位になった事。」だったのです。

                   

                  親から愛された経験も少なく人から大切に付き合ってもらった事も少なかったI男さんの人生は、本当に寂しく辛かったと思います。

                   

                  「何かあった時は、亀田さんにお話ししてね。何時でも、大丈夫だよ。なんでも一緒に考えましょうね。」と、心から叫びたくなってしまいました。

                   

                  本当に人それぞれの生まれ落ちた人生の違いを感じてしまいました。

                   

                  こんな出会いは本当に辛く感じてしまいますが、精一杯の暖かな想いをI男さんに向けて行きましょう。

                  そして、もう逮捕されない人生を歩んで欲しいと願った出来事でした。



                  前橋市の最終処分場公募

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                     前橋市の最終処分場公募

                     

                    中間処理施設を運営していると、市町村や企業のごみの考え方がよくわかります。

                     

                    例えば、有価物で前橋市から購入していたペットボトルが、国内で売却の目途が立たなくなりました。

                     

                    それは、外国の輸出業者から中国への輸入がストップになったため日本国内では今年の8月ごろから廃プラがだぶついているからです。

                     

                    容器包装リサイクル協会は、天下りの方々が沢山いるため、公的機関みたいになっているので平然としているように見えますが、実態は、来年4月からの国内流通がかなり難しいのでこのシステムが壊れる可能性も有るのですが全く報道されていません。

                     

                    現在、廃プラ問題はほとんど報道されていませんが、日本国内の業者間では大騒ぎになっています。

                     

                    このように外国を頼ったシステム作りは、外交問題もあるので安心できないのです。

                     

                    だからこそ、身近に処分できる方法を考えなければいけないのです。

                     

                    前橋市は、最終処分場の公募を始めましたが、一般廃棄物のあり方は、市長の責任になるのだから「みんなで考えて自治会推薦の場」の公募以前に市長としてのごみの減量化を真剣に考えて頂き根本的なごみの減量化を推進すべきだと思います。

                     

                    社会福祉法人しののめ会では、生ごみ対策は、ぼかしを使用しているため本当に「生ごみ」は殆ど出ない工夫をしています。

                     

                    簡単なシステムを考えるだけで前橋市の生ごみ対策も変わると思うし焼却灰も減量になり最終処分場も長持ちさせる事になるのだから、将来まで考えた、生ごみシステムの制度も考えた取り組みをして頂きたいです。

                     

                    今年は、天候不順でしたが、「しののめ米」は、ぼかしのおかげで10俵も多く収穫が出来たのですから。

                     

                    一般廃棄物の対策は、市民の誰にも出来る簡単な方法も考えて頂き最終処分場を長く維持できる方策も合わせて考えて市長としての方向性を出して頂きたいと思います。



                    親子の距離感

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                        親子の距離感

                       

                      本当に親子の距離感のとり方は、難しいと思います。

                      特に、発達系に問題を持った人たちは、尚更、強く感じます。

                      子からも離れないし親からも離れなれない現実を真の当たりにするのです。

                       

                      そこで、精神科のカンセラー受診を勧めたのですが、ドクターは必要無いとの診断でアウト。

                       

                      仕方なく、知り合いの心理士さんにお願いをして面接に来て頂く事になりました。

                       

                      彼らの現実は、

                      ・自分で思った事には、ストッパーが効かない

                      ・みんなと一緒に遊べない

                      ・勉強だけできればいい

                      ・母親の言葉しか耳に入らない

                      ・ツールが命と言った状況のなのです。

                       

                      そして、幼い時から、叩かれて育ってきた人は、直ぐに手が出てしまうのですから現場も目が離せない状況になります。

                       

                      それでも彼らの中には、一般就労を普通にしたいと思っている人もいるので、障がい者枠で繋ぐ工夫をしていますが・・・

                       

                      中々、自分の状態を受容できない彼らの現実に気づく度支援員たちと話し合いひとり・ひとりの方向性を考えて行きたいと思っています。

                       

                      まずは、彼らとの面接後の心理士さんのお話を聴く事にしましょう。

                      そして、母親が我が子の抜け道を作らない様にしたいと思います。

                       

                      まずは、母親から我が子との距離をとる工夫をして頂きましょう。

                      急には、出来なくても。

                       

                      そして、彼らに必要があればカンセリングの依頼をしたいと考えている今日この頃です。



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