家を出る

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     家を出る

     

    夜10時過ぎに電話が鳴りました。

     

    「母ちゃんが、家出てけって怒鳴ってるんだ。」

    「本当に?電気が通っていないけど自転車で○○まで行ける?」

    「うん。俺、一人の方が良いから夜だけど自転車で行くよ。」との返事

     

    T君は、実母と本当に上手く行きません。

    実母は厚生年金を受給しているのでそれなりのお金をもっているのですが、息子に使いたがらないのです。

     

    来月からT君も一人暮らしを始める予定で準備を進めているのに・・・

     

    本当に困った家族です。

    T君は、真面目に働きに通っています。

     

    知的障害を持っているため人に馬鹿にされてきた事に怒りを感じていましたが、ここに来て、本音が話せるようになって安心したようです。

     

    そして、朝5時に電話で確認したら「頑張ってるよ。此処が良いや。」と、元気な声。

     

    これからは、真面目に働きながら独り暮らしを始めます。

    今日は、電気・水道の開通をしましょう。

    そして、安心して生活が出来る保障を。



    万引き家族

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        万引き家族

       

      この映画の題で社会問題の作品だと強く感じました。

       

      今回の是枝作品は、家族愛があり貧困・犯罪・年金の不正受給などの社会問題に直視した内容でパルムドールを受賞したことは、本当に素晴らしいと思いました。

       

      前橋で撮影された「そして父になる」も素晴らしい家族愛の作品でした。

       

      「万引き家族」は6月8日の封切りですが、今から待ちどうしいです。

      早速、観に行きたいと思います。



      チャイルドラインぐんま養成講座開始

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         チャイルドラインぐんま養成講座開始

         

        今年も「チャイルドラインぐんま受け手養成講座」の受講が始まりました。

         

        チャイルドラインの基は、全て子どもの権利条約の中に有ります。

        世界200か国近くが批准しチャイルドラインも世界中で子どもたちの為に活動しているのです。

         

        しかし、世界中の子ども達の中でダントツに自殺者が多いのが日本と韓国なのです。

         

        これは、日本や韓国の子ども達の生きづらさの結果だと感じました。

        学力優先主義で人間関係の構築もままならない社会の生きずらさでしょう。

         

        アメフト問題も同じでしょう。

         

        誰が観てもあの反則は、だめです。

        手段を選ばず勝てば良しとしている教育現場では、日本の子ども達の教育が出来るのか?と怒りを感じます。

         

        どの子ども達にも平等に寄り添うためのチャイルドラインこそ一期一会ですが素晴らしさを改めて感じた次第です。

         

        そして、何より今回の受講生の中にチャイルドラインで救われた大学生のお母さんが受講して下さっている事です。

         

        本当に嬉しく思います。

         

        そして、子ども達にとって生きずらい日本でも子ども達に寄り添え子ども達が自分で解決できるような話し方が出来るように学習を積み重ねたいと思いました。



        ビザ発行

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            ビザ発行

           

          今年の8月で残留ビザが切れるため、本当に心配をしました。

          昨日、その申請の相談に入国管理局に同行させて頂きました。

           

          午後、同行したのですが、管理局もごった返し大変混んでいましたが、保証人が付けばビザの発行も可能だと分かり安心しました。

           

          52歳のM子さんは、フィリピン人ですが日本に30年も住んでいますが、数年で書き換えを必要とするビザ申請の時期になると心が落ち着かなくなりました。

           

          そこで、精神科受診も一緒に同行したらM子さんには「てんかん」の疑いもある事が分かりました。

          フィリピンにいた幼児期から、意識を失い口にスプーンを噛ませられていたことが何度もあり、今回は脳波やCTを撮る事になりました。

           

          これまでも、きっと自分では解らないけれど「てんかん発作」を起こしていたのでしょう。

           

          解体屋に勤めたり・肉やさんに勤めたりと肉体労働をしてきましたが、まずは、てんかんの治療をしなければなりません。

           

          実は、ここ数か月の相談内容で一番多いのが、てんかんの治療をしていない人たちなので、驚くばかりです。

           

          症状は、分かっていても「これがてんかんなんだ。」と本人が自覚せづ治療の必要性を知らないのですから大変な事だと思いました。

           

          M子さんは52歳、まだまだ、これからですが、ビザの更新手続きが終了したら日本国籍取得に向けて一緒に動きたいと思った出来事でした。



          面会

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             面 会

             

            昨日は、身元引受人をしているS君の為に遠い刑務所に面会に行ってきました。

            30分も待たされやっと面会が出来ましたが、またまた、保護室から来たのでした。

             

            思わず、

            「わがまま。来月は、面会に来ないからね。あなたが、頑張る事は、ただ一つ。我慢をする事だけ。」と伝えました。

             

            幼児期から養護施設で育ち通勤寮で放火を繰り返し周りもS君との関わり方が分からず逮捕の繰り返しだったのです。

            親に捨てられたからと言って犯罪を起こして良い訳が有りません。

             

            「幻聴で、ドアを叩け。ドアを叩け。って聞こえたんです。」

            「それでも我慢。幻聴が聞こえたら看守さんに言葉で伝えなくてはいけないでしょう。」

            「はい。分かりました。」

            「ハガキを差し入れても返信が無いよね。今日も、ハガキの差し入れをしていくけど来月ハガキが来なかったら面会に来ないからね。」と、はっきりS君には伝えました。

             

            S君が言っていた幻聴の様子は、本当の幻聴の様子とは全く違います。

             

            幻聴で苦しむ精神疾患患者を職員たちと一緒に精神病院に同行したことが何度も有りますからS君の様子を見ていると「わがまま」としか言いようが有りません。

             

            「幻聴」と言えば、周りがどうにかしてくれると思っているようでした。

             

            母親も同行していたのですが黙っていたので私は母親の肩を叩き「そんなんじゃ、面会に来ないよ。」と言ってもらいました。

             

            母親も泣くだけでS君との向かい会い方が上手くないので面会前に何度も「そんなんじゃ、面会に来ないよ。」と、繰り返して練習をしたのでした。

             

            もう、半年もすれば出所です。

             

            S君も心を入れ替え、半年くらいは刑務所の中で頑張って欲しいと思った出来事でした。



            施設の閉鎖

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               施設の閉鎖

               

              福祉の関連施設は申請制度になってから、簡単に申請して施設開設ができますが、放課後等デイサービス・就労移行施設・A型施設・居宅介護施設・デイサービス等々が、続々と林立しています。

               

              しかし、ここにきて閉鎖になっている事業所が有ります。

              福祉施設も経営ですから赤字では継続できません。

               

              先日、放課後等デイサービスに勤務していた女性が産休も終わり復職しようと思っていたらその施設が閉鎖になる事を知り就労場所が無くなってしまったと話をしていましたが、そのくらいめまぐるしい福祉の世界です。

               

              そこをきちんと見極て勤務者も利用者も施設利用をする必要があると思います。

               

              せっかく出会ったのですから「この施設に出会えて良かった。」と思っていただけるような支援を積み重ねたいと思います。

               



              貯金

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                  貯 金

                 

                所持金も無く資格も何も無い人たちに出会います。

                本当に着るものさえない人たちなのです。

                中には、通帳も出来ない人がいるのです。

                 

                そこで出会ったのが、派遣会社でした。

                週払いもして下さるので彼らにとっては、飲み食い代は稼げます。

                 

                しかし、貯金までにはかなり意識しなければ出来ないと思います。

                そこをしっかり意識させる事が非常に難しいと感じますが、貯金をしなくては自立が出来ないのです。

                 

                そこで、公的機関と一緒に考えてお金の管理をお願いしています。

                貯蓄しなければいけない時は、小遣いは、1週間で2,000円です。

                 

                家賃・光熱水費・3度の食事は無料の委託期間でお金をしっかり貯めるのです。

                 

                そして、自立の道を歩み始める人たちが増えています。

                無一文だった人達が、貯金をしてかなりの金額をため自立した生活をしています。

                 

                生活保護ではなく自力で貯金をしているのですから凄い事だと思います。

                 

                時に、お土産を持ち彼らの自宅訪問をしていますが、部屋の空気で落ち着いた生活を感じます。

                 

                そして、貯金が出来始めると人間は変わる場面に良く出会います。

                安心して来るのでしょうか?

                 

                そして、定額貯金を始める人までいるのですから驚きます。

                 

                生活保護受給に頼らず頑張る事は、彼らの自信に繋がり自立を促す事になっていると感じます。

                 

                彼らが言っていました。

                「生活保護を受けてた時は、何もする事が無くてつまんなかった。今の方が疲れるけど、生寿司を自分のお金で好きなだけ食べられるんだから。夜も薬が無くて眠れるんだからね。」と。

                 



                フィリピンから来たR子さん

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                   フィリピンから来たR子さん

                   

                  R子さんは、今から30年前日本人と結婚をして日本在住となりました。

                  しかし、3年後に離婚をしシングルで二人の娘を育てたのでした。

                   

                  二人の子ども達も公立高校を卒業し自立していますが、母親のR子さんとは全く連絡を採っていません。

                   

                  それは、R子さんにパニック障害が有る為でした。

                   

                  R子さんは、肉体労働をし生計を立ててきましたが、4年前に乳がんになり医療費が払えず生活保護受給者になったのでした。

                   

                  しかし、此処にきてビザ申請をする時期を迎えたR子さんは、パニックを起こしてしまい相談があった次第です。

                   

                  日本語の会話は、できても福祉制度や医療制度までの理解は難しく、ましてやビザの申請となると一層難しさを感じました。

                   

                  しかし、精神科受診を試みなければいけません。

                  泣き叫ぶR子さんの様子を見ていると精神科受診が必要だと強く感じた次第です。

                   

                  そして、生活保護のワーカーさんにも連絡を入れさせて頂き二人の娘さんの所在の確認も済ませました。

                   

                  時間を見つけて入管に同行させて頂く事になりR子さんも少しは安心したようでした。

                   

                  「もう、フィリピンに帰っても親戚も誰もいません。日本に住みたいです。」と、R子さんの言葉が耳に残りました。

                   

                  R子さんの30年間は、本当に大変だったと感じましたが、法的な問題も抱えているので簡単にはいきそうにありませんが弁護士に相談をしながらR子さんが前橋に住み続けられるように祈るばかりの相談でした。



                  移動支援が付かない利用者さん

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                     移動支援が付かない利用者さん

                     

                    絶対に移動支援が必要な利用者さんなのに前橋市は受給者証の発行をしない為、昨日、ボランティアでT君の買い物に付き合いました。

                     

                    55歳のT君は、母子家庭ですが、母親と上手く行きません。

                     

                    T君には、軽度知的障害が有りますが、これまで、犯罪に巻き込まれないで良く生きて来たと思います。

                     

                    国立の支援学校の高等部を卒業しているのですから、それなりの教育も受けていましたが、他人の家に住みついていたのですから驚いた次第です。

                     

                    行政だってT君の状況把握は知っていたのに全く移動支援を出さないし、T君の生活状況を考えれば「独り暮らし」の保障をしなくてはいけないと思います。

                     

                    ましてや、相談事業所が関わっていたのに、「T君の為に何年も何をしていたのか?」と問いたいと思います。

                     

                    しかし、T君と雨の中、鍋釜や茶碗に箸等々を一緒に買い揃えていたらなぜか幸せな気持ちになりました。

                    我が子とさえ、買い物など一緒にしたことが無かった私は、母の日のプレゼントをT君から貰ったような気分になりました。

                     

                    そして、T君もいよいよ一人暮らしが始まります。

                    落ち着いた生活になるように暖かな支援をしたいと考えた一日でした。



                    前科14犯のY男さん

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                       前科14犯のY男さん

                       

                      アル中で酒を呑んでは、無銭飲食の繰り返しのY男さん67歳。

                      Y男さんの顔を見ない時は、獄中の繰り返しなのです。

                       

                      そのY男さんが身元引受を依頼してきたのが、昨年の5月でした。

                       

                      それから、某刑務所に面会に行き約束事を何度も繰り返してきましたが、満期終了近くになって「出所後は、一人で頑張る。」との手紙をもらったので地域定着に依頼をし身元引受を辞めたのでした。

                       

                      ところが、昨日、街中にいたら自転車のリンがけたたましくなり私を追いかけてきた自転車が有ったのでした。

                       

                      Y男さんでした。

                      そこで、喫茶店に入り話をしたのです。

                       

                      「先生、今度こそ刑務所に行かない生活します。」

                      「そう?」

                      「だって地域定着のSさん、ピアニストだったんですね。」

                      「そうだよ。作曲もするよ。食べる為に定着で働いているんでしょ。Y男さんみたいにドラムだけで食べられるなんて考えて甘えている人は少ないわね。」

                      「俺、Sさんとスタジオを借りて思い切りドラムをたたいてみたいです。」

                      「いいんじゃない。チケット100枚買うよ。」

                      「えっ、本当に?」

                      「本気で考えたら。」

                      「Sさんに連絡を採って話をしてみます。」

                       

                      Y男さんの夢は、みんなの前でドラムを叩く事なのです。

                      そして今、Y男さんはその夢に向かい頑張り始めました。

                       

                      そこには、Sさんとの出会いが有りSさんも仕事以外でのお付き合いをどの様に考えて下さるかは未定ですが、Y男さんのスタジオでの演奏会を本気で考えたいと思いました。

                       

                      弁護士でドラムを叩く人を知っているのでその弁護士さんにも声をかけてみましょう。

                      Y男さんの人生の門出になると本気で思いました。

                       

                      そして、自分の人生を獄中で終わらせないで欲しいと心から願った出来事でした。



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