義父の死

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      義父の死

     

    義父の亀田頼平さんは、本当にまれにみる人格者だと感じてきました。

     

    亀田家の長男と結婚をした私は、親戚や近所とのお付き合いの仕方に実家との違いを実感し夜も眠れないほどでした。

     

    ピンポーンと玄関のベルが鳴れば、お茶の準備をして「お上がり下さい。」と。

     

    本当にお客様も多く年末年始にお盆などは、本当に接客に大忙しでした。

     

    その義父の人柄は実に穏やかで知性が溢れ何を相談しても「好子が考え実行したらいいよ。」との回答を頂きました。

     

    特に、社会福祉法人しののめ会で産業廃棄物の中間処理の処分業の設置許可を取得する時は、何度も相談をしました。

     

    それは、社会福祉法人として許可を取得する事に対して私には不安が多大に有ったからです。

     

    その時、義父は、「取得した方が良いよ。福祉の方向からだけではなくて、障がい者を違った方向から見据えこれからの社会に生かした方が良いと思うよ。」との言葉。

     

    その後、中間処理業の処分業を取得をしたお蔭で、「とも」の利用者の工賃は高いのです。

     

    つまり、将来を見通し意見を頂けた方でした。

     

    若くしてJAの参事に就き長期に渡り板倉農協を引っ張ってきました。

    30年以上前、キューリを板倉農協の特産品として育て農家の方々も国税を収めるくらいに育てたのですから本当に凄い方でした。

     

    義父は、貧しい農家に生まれ両親亡き後祖母の手で育てられ学力は夜間で学び農協に勤め板倉農協に人生をかけた人でした。

     

    私の人生の出会いの中で、義父に出会えた事が本当に幸せでした。

     

    義父のお蔭で「何事にも信念を持ち邁進する事。」を気づかされ心に誓ったのです。

     

    明日は、その義父とお別れの時です。

     

    本当に残念ですが、「ゆっくりと天国でお休み下さい。そして、この33年間ありがとうございました。」と心から思うのです。



    父親代わり

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       父親代わり

       

      社会福祉法人しののめ会に在籍している宮澤さんは、皆の父親代わりなのです。

       

      宮澤さんは、グループホームの世話人と生活支援員として利用者さん達の支援をして下さっています。

       

      どの利用者さんに対しても心穏やかに支援を積み重ねて下さる宮澤さんは、利用者たんたちにとってみんなの父親代わりになっています。

       

      宮澤さんは、本当に心暖かな人なんです。

       

      そして、移動支援が支給されない利用者さん達と一緒に彼らの作業着や下着などの買い物まで一緒に店まで行って購入して下さるのです。

       

      宮澤さんは、過去はトラックの運転手さんでした。

       

      全く方向の違う仕事から社会福祉法人しののめ会に勤務をして早いもので5年目です。

       

      ぐんぐん力を付け介護福祉士も目指すほどになりました。

      そして今。

      宮澤さんを観て宮澤さんを目指して27歳の若者が頑張り始めました。

       

      本当に嬉しい限りです。

       

      ひかりホームの建設も始まりその打ち合わせも宮澤さんに任せてあります。

      スイッチの位置や鍵の有無まで詳細な打ち合わせを任せられるので安心です。

       

      陰ひなたが無く、安心して任せられる職員と出会う事に幸せを感じる毎日です。

      そして、宮澤さんと出会えた事が私も利用者さん達もしあわせだな事だと思う毎日です。



      忘年会

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          忘年会

         

        昨日は、「チームとも」の忘年会を開きました。

         

        総勢30人近くになり椅子は無いしテーブルもありませんでしたが、座布団を使ったり炬燵のテーブルをみんなで譲り合い楽しいひと時になりました。

         

        ともの利用者以外のメンバーも来るので何人集まるのか?当日にならなければ解らないので不安もありましたが、皆が集まりました。

         

        お弁当は出来合いの物を頼みましたが、暖かな餃子スープは当日手造りだったのですから本当に大変な下準備をして下さった方々もいたのです。

         

        本当に準備をして下さった方々に感謝いたします。

         

        参加者皆が楽しんだ忘年会でした。

         

        ビンゴゲームや福引の景品がまたまたこっていて、100金での購入との事でしたが、皆が大笑いになり会場中が笑いの渦になりました。

         

        お金を駆けなくても笑いが有るだけで皆が来年も元気な年を迎えられそうです。

         

        今年は、2回試合をしました。

        怪我も無く毎週それぞれの場所で練習をしました。

        来年も練習に励み力を付けて試合をしたいですね。



        眠られぬママへ

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           眠られぬママへ

           

          子どもを産み育てる事は、実に大変な事です。

           

          結婚は、将来の人生を明るく思わせますが、他人同士の寄合いなのですから思いどうりにならないし、子どもを育てる事も実に大変なのです。

           

          特に、乳幼児の子育ては、現実的に母親の心も身体もアップアップになりがちです。

           

          だからこそ、地域の保育園で無料の子育て支援センターに行く事をお勧めします。

           

          社会福法人しののめ会の子育て支援センターは、朝から大賑わいです。

           

          そこでは、

          ・身体を使った具体的で簡単な遊び

          ・昼寝のさせ方

          ・離乳食の作り方や食べさせ方

          ・就寝時間の大切さのお話し等々出来る限り具体的に保育士がお伝え出来る様にしています。

           

          今、眠れないママたちが、アプリで夜中に励まし合っているとの事ですが、スマホを使わない方法を考えて頂きたいのです。

           

          スマホの明るさでもっと眠れない子ども達を増やしてしまっている事を知って欲しいのです。

           

          豆電球の明るさも視床下部にあたると眠りにくくなるのです。

           

          つまり、日替わり生活ではなくて、生活リズムを整え真っ暗な部屋で寝かせて下さい。

           

          本当に子ども達は、バタンキュウと寝付きます。

           

          先日も諸事情で1歳と3歳の孫を預かりました。

          夜、8時には真っ暗な寝室でバタンキュウと寝付きました。

          そして、夜中も一度も目覚める事なく夜泣きも無く2晩お泊りが出来たのです。

           

          眠られぬママたちこそ、無料の子育て支援センターをもっと活用して日中活動を広める工夫をして頂きたいですね。

           

          お金のかからない無料の社会資源の活用を知って欲しいと願っています。



          30歳になったS君

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             30歳になったS君

             

            放火やパトカー騒ぎを何度も繰り返し投獄されてきたS君。

             

            そのS君が出所し少しづつ落ち着いた生活になってきました。

            身体の震えが止まらず吃音もきつくなっていたS君だったので驚いた次第でした。

             

            S君は、中程度の知的障害を持っていますが、幼児期に養護施設をたらい回しされ通勤寮で放火を覚え、何度も逮捕されたのでした。

             

            その後、離婚した父親の住んでいる遠方の県に行きましたが、そこでも放火を繰り返したため前橋に戻りましたが放火の繰り返し。

             

            次に行った先が、母親が住んでいた遠方の他県に行ったのですが、精神薬を瀑服をして精神病院への入院。

             

            そして、放火騒ぎの繰り返し。

             

            行先が無くなり、前橋に戻って来たのです。

             

            そして、ご縁が有ったのが7年前。

             

            そのS君が、世話人たちのお蔭で夜寝られるようになりました。

             

            夜になると眠れず部屋から抜け出し放火を繰り返して来たりパトカー騒ぎや救急車騒ぎを繰り返してきたS君。

             

            そのS君が、夜、寝ているのです。

             

            支援員・世話人一同、S君を向かい入れる為の覚悟はしましたが、かなりのプレッシャーがありました。

             

            しかし、穏やかな世話人との関係で毎晩9時過ぎに就寝しているのですから驚きました。

             

            まだまだ、様子を観ながらですが毎晩寝られる事がS君にとって一番大切な特効薬だと思うのです。

             

            今日は、ヘルパーさんとお買いものに行きます。

            そして、ゆっくりと外食を楽しんで欲しいと思います。

            がんばれS君。



            3つの病名の相談者

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               3つの病名の相談者

               

              精神手帳を取得している方々の中には、かかる精神科かごとに病名が違うため3つもの診断名が付いている場合があります。

               

              ・うつ病

              ・心身症

              ・統合失調症

              ・脅迫症等々

              挙げたら切なく病名が付いてしまいます。

               

              つまり、それだけ精神疾患の方々の診断は難しいのだと思います。

               

              しかし、当事者にしたらその診断に惑わされ困惑してしまうのですから、本当にお気の毒に思います。

               

              昨日も遠方から相談者がきました。

               

              とても、生真面目で現場でバリバリ仕事をしてきた様子でした。

               

              そのM子さんが質問をしてきました。

               

              「幼少期の家庭環境の影響が有るのでしょうか?」

              「失礼ですが、100%あると思います。なぜならば、その環境の中であなたは生きて来たのですから。」と。

               

              本当に人間として生まれて来た時の家庭環境は、障がいの有無に関係ないのです。

               

              例え、生まれながらの障がいを持っていたとしても家庭環境が豊かな場合は、穏やかな成人に成長します。

               

              それを「基本的な安心感」と言っています。

              だからこそ、産まれ落ちた環境が大切なのです。

               

              大人の利用者さん達を見ていると本当に良くわかります。

               

              そして、言葉少ない利用者さんたちの様子も見ていれば良くわかります。

              言葉少ない利用者さん達の方が、言葉で伝えられないだけ態度で表します。

               

              例え病名が幾つあろうとも、患者さんの様子が落ち着いたら精神薬を減らして下さる精神科を探す事が大切ではないでしょうか。

               

              そして、社会参加をして欲しいです。

              その方法は沢山ある事をお伝えし一緒に考えて行く事を約束した出来事でした。



              クリスマス会

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                  クリスマス会

                 

                昨日は、公民館を借りて「とも」「ともいせさき」の合同のクリスマス会を開きました。

                 

                毎年、1泊2日でお泊りを兼ねて開催してきたクリスマス会でしたが、残念な事は、発達系の人たちは、宿泊のある行事参加は全く受け入れてもらえなかった為、お泊りの無いクリスマス会にしました。

                 

                会場は広く、皆でYMCAを踊ったりそれはそれは賑やかでしたが、初めての会場の雰囲気になれなくて入れない利用者さんも一人居ました。

                 

                このクリスマス会では、賞状の授与式もあります。

                毎年、それぞれの施設が目標を決め取り組んだ結果を上位3位まで表彰するのです。

                その賞状を貰う彼らは、とても満足そうな顔つきになるのですから驚きました。

                 

                それでも、大方の利用者さん達が参加できたのも日帰りのクリスマス会だったからだと思いました。

                 

                来年もこのように皆が参加できる行事を考えたいと思いました。



                ステージ4でも

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                   ステージ4でも

                   

                  今、ステージ4で施す手当が全くないとの診断になり「最後の時」を迎える療養型病院に入院するまでの3週間を在宅に戻ってこられたH子さん67歳。

                   

                  その日の昼ごはんから、「煮込みうどんが食べたい。」との事になったのでヘルパーさんに作ってもらい2杯も食べ夕方には、大便も出たのですから驚きました。

                   

                  「住み慣れた家に帰る。」とは、本当に心も穏やかになるのだとつくづく感じます。

                   

                  医者からの薬は全くないのですが、最後まで諦めきたくないし、H子さんも「最後まで頑張る。」との言葉。

                   

                  そこで、昨夕、漢方医のところにH子さんをお連れし診察をして頂き免疫を高めるための漢方薬を出して頂きました。

                   

                  口から食べられ大便が出るH子さんの身体の中には、まだまだ、免疫力も残されているし、たとえステージ4のガンを抱えようと漢方薬で生きている人達を知っているからです。

                   

                  現に、社会福祉法人しののめ会にはすい臓がんと診断された職員ですが治療を続けながら勤務して頂いています。

                   

                  笑顔を向け美味しいご飯をおかわりするほど食べ始めたH子さんにケアマネを始め皆が驚かされています。

                   

                  H子さんから感動を頂いています。

                   

                  「とも」「ともいせさき」の職員たちも時間を見つけてはH子さんの家に立ち寄ってくれています。

                   

                  「ひとりぼっちには、しないからね。」を合言葉にみんなで関わって行きたいと思っています。



                  刑務所行脚

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                     刑務所行脚

                     

                    昨日、遠方の刑務所に行ってきました。

                    それは、身元引受人をしている受刑者がいるからです。

                     

                    毎月、面会に行くつもりですが忙しさに流されてしまいますが、今年、最後の面会だと考え思い切って行ってきました。

                     

                    この1ヶ月間で随分大人になった感じがしました。

                     

                    頭も洗えていてふけが有りません。

                    爪切もして貰っていました。

                     

                    初犯で2年なのですから彼が犯した犯歴はかなりの物だったのです。

                     

                    しかし、15歳で中学校を卒業してからの社会参加は、精神病院の入退院とデイケアのみ。

                     

                    知的な弱さを持つ父親との関係も悪く本当に大変な45年間だったと思いました。

                     

                    勿論、彼にも知的障害がありますが、その彼が、刑務官と話ができる様になっていたのです。

                     

                    色々な刑務所行脚をしていますが、昨日の刑務所は、刑務官の優しさを感じたのでした。

                     

                    そして、

                    「緑色のバッチになったらお菓子が買えるんだって。来年になったら緑のバッチになるように俺頑張る。」との声。

                     

                    何時もオドオドしていた彼がはっきりと言えたのですから驚きました。

                     

                    そして、何よりも相部屋に移動していたのですが、その方々とももめ事も無く毎日を過ごしているのです。

                     

                    仕事内容も部品の組み立てに変わっていましたが、それなりに仕事もこなしていました。

                     

                    せめて、出来る事は、出所まで面会に行き「もう、泥棒はダメ。」だと言い続けたいと思います。

                     

                    そして、頑張って仮釈放がもらえたら嬉しいですが・・・

                     

                    出所したら、一緒に飛行機で礼文島に行く約束をしています。

                    再来年の暖かな春が待ちどうしいです。



                    自立へ

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                        自立へ

                       

                      刑務所から出所してきた人たちとは、しばらくの間、土日や祭日は、一緒に過ごすことにしています。

                       

                      社会に出てきてからの社会福祉法人しののめ会での生活は、きっと、戸惑うと思うからです。

                       

                      たとえば、

                      ・拒食症の人となら素敵な紅茶の店に行きゆっくりと時間をすごしました

                      ・万引きを繰り返す人ならプールで一緒に泳ぎます

                      ・薬物などの依存症の人たちならば食事やデザートを食べに行く機会を増やす

                      ・映画などにお連れする

                      ・温泉に行く

                      ・映画に行くなど等の工夫をしながら

                      以前の生活を変え社会福祉法人しののめ会の生活の仕方にゆっくりと方向変換をしていただきます。

                       

                      その結果、穏やかに生活を取り戻していく過程を目の当たりにするのです。

                       

                      昨日も、肩こりで苦しんでるK男さんから電話が来ました。

                       

                      「一人でプールに行ってきたよ。肩こりが取れたよ。俺、一人で行ってきたよ。」

                      「すごいね。一人で行けたじゃない。」と。

                       

                      過去は、暇な時間を競輪や競馬・パチンコにはまり金品を盗みその繰り返しだったのです。

                       

                      そのK男さんが、誰にも言われなくても自分で動き出したのです。

                      それを「自立のはじまり」と言っています。

                       

                      犯罪だとわかっていても繰り返してしまったK男さんを見ていると出所後もチャランポランだったのですから。

                       

                      しかし、時間をかけ一緒にお出かけを繰り返してきました。

                       

                      その結果、1年半かかりましたが自分の考えで余暇を過ごすことができ始めました。

                       

                      本当にうれしいです。

                      この瞬間を待っていました。

                       

                      すべて、自分なのですから。

                      人のせいにしてはいけないのです。

                       

                      そして、過去を振り返り、これからの将来を大切に考えてほしいと思うのです。

                       

                      たかが、プールですが、K男さんの考え方が前向きになってきたことを職員全員に伝え一緒に喜びあいたいと思った出来事でした。



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