ミュージカル最高

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      ミュージカル最高

    しののめ劇団のミュージカル「美女と野獣」の公演会が、昨日行われました。

    出演者の中心は、しののめ会の人たちが多かったのですが、障害者や刑務所帰りの方も一緒に舞台に上がる事が出来ました。

    この1年間で、参加者の中には、妊娠をした人・入籍をした人・退職をしても参加して下さった人・保護者の人等本当に感謝に耐えません。

    法人間の人事交流を目的に考えた社会福祉法人しののめ会の35周年の企画でしたが本当に素敵な公演が出来ました。

    それも、最高の演技が出来ました。

    ご参加頂いた多くの方々から「凄いね。」「最高だよ。」「プロと同じだよ。」等々のお言葉も頂きました。

    1年間の練習は、皆の汗と涙の結晶です。

    舞台の最後の場面で金紙が、天から降ってくる場面では、会場中も静まり本当に会場の皆さんと一緒になった瞬間も味わえた事は、本当に幸せです。

    立ち見も出たほどの参加者の中には、子どもから障害者迄いたのですが、本当に静まり2時間の大作を無事に終了できました。

    本当に35年の節目にこの様な経験が出来た私も幸せ者だと感じています。

    名もない、「しののめ劇団」のご指導くださった新陽一先生に深く感謝いたします。

    これからも、社会福祉法人しののめ会の信念を丁寧に積み重ねて行く気持ちで一杯です。

    皆様、どうぞ、宜しくお願い申し上げます。


    成年後見人を付けて

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        成年後見人を付けて

      認知症の老人Kさんの徘徊も多くなり困ったとの相談がありました。

      そこで、成年後見人の手続きのお手伝いをさせて頂きました。

      自宅に出向き銀行や郵便局からのハガキや固定資産税の通知書等々、過去3年分を家探して財産目録を作成して家庭裁判所に手続きをさせて頂きました。

      その財産目録も驚くや総額1億円近くあったのでとても驚いた次第です。

      そして、今年の3月には、成年後見人として弁護士が付いて下さいましたが、1週間ほど前ヘルパーさんから電話を頂きました。

      「サプリメントが届いて13万円も支払ってありました。」との事。

      私は、直ぐに後見人に連絡をしたところ其処は弁護士です。

      法的な動きをして下る事になりました。

      それにしても、Kさんは、隠し金をいくら現金で持っているのでしょうか?

      貯金関係の通帳は、全て弁護士の管理になりましたが隠し金はどうにもなりません。

      恐い話ですが身近に起きていた事なのです。

      それにしても成年後見人を付けて良かったと思った出来事でした。


      転居地否開示制度

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         転居地否開示制度

        経済的虐待や暴力を雇い先の奥さんから受けて来た方の支援を昨日しました。

        N子さんは、私にも最初は本当の事を言いませんでした。

        「自分が悪いんです。自分が悪いんです。」と、何度も繰り返していたのです。

        しかし、手頸の痣や首の痣や傷が私の眼には止まりました。

        先ず、住む所を考えなくてはならない為知り合いの不動やに依頼をして住む所を探してもらいました。

        その後、住所変更手続き否開示を行政にお願いしたら警察の生活安全課へ行く事を教えて頂いたのです。

        その足で、警察署に行き丁寧に話を聴いて頂き転居地の否開示になりました。

        虐待を受けて来た子ども達も絶対に親の悪口は言いませんでした。

        N子さんも同じでしたが、警察官から「本来ならば、事件に出来る話ですよ。でも、貴方が、望んでいなければ警察は動きませんよ。しかし、心を癒す為に診療内科のカウンセリングを勧めますよ。」との優しい言葉。

        私は、時代は変わったと感心しました。

        そこで、カウンセリングをして頂ける具体的な病院を直ぐに探しました。

        この様に、マインドコントロールをされ続けて来た人の心を解放するのには時間が必要だと思いますが「当たり前な生活」を普通に出来る事を大切にして欲しいと強く願った出来事でした。

        これからの支援の方が長い時間が必要だと思いますが距離を持ちながらN子さんとお付き合いをさせて頂こうと思った出来事でした。


        借金依頼

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             借金依頼

          昨夜、T子さんの息子から電話を貰いました。

          T子さんは、本当に真面目で頑張って3人の子供を育てて来ました。

          T子さんは、現在、体を病み生活保護受給をされています。

          そのT子さんの息子さんが、専門学校に行く事になりその入学金と学資金を奨学金が出るまでお貸ししたのです。

          所が、T子さんの息子さんが、自動車教習所に通う為にその奨学金を再度貸して欲しいとの電話だったのです。

          普通なら、「解ったよ。良いよ。その代り頑張るんだよ。」と、言うのでしょうが、私は、「約束が違うよね。駄目だよ。」と、伝えました。

          電話の向こうの息子さんは、泣いていた様に感じましたが、息子さんの自立心を身に付ける為には絶対に必要な事だと思います。

          T子さんの息子さんからすればいくらでも理由付けは出来ると思いますが、「人との約束を守れる大人」になって欲しいと思うのです。

          私は、貧乏家庭で育ちました。運転免許も自分で働いて稼いだお金で行きました。

          だからこそ、T子さんの息子さんには、自立心を身に付けて欲しいと強く願うのです。

          本来で有れば、今回の出来事は、母親T子さんの母親としての仕事だと思います。

          其処が、出来ないT子さんもお金が無いからこそ何が大切なのかをきちんと息子さんに伝えて欲しいと思います。

          むしろ、お金が無いからこそ本当の大事な事がわかるのだと思います。

          息子さんの専門学校生の中にも絶対にお金を貯めてから入学して来た人もいるはずですから。

          多くの親たちを見ていると悲しいほど経済的自立を子供にさせられない家庭が目に付きます。

          親は、無理をしてお金の工面をしていますが、それが真逆だと言う事を知って欲しいと思います。

          こんな時こそ、大切なんです。

          私は、今回の出来事をブログに書く事を考えましたが矢張り私の考え方をお伝えしたくて書く事にしました。

          T子さんの子どもさん達が逞しい精神力を持った大人になって欲しいと願っています。


          24歳の家出人S子さん

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             24歳の家出人S子さん

            昨夜、9時過ぎに知人から電話が来ました。

            「これから、出て来て相談に載って貰えませんか?」「解りました。直ぐに行きます。」と言ってその場所に向かいました。

            其処には、24歳の可愛い真面目そうなS子さんがいたのです。

            そして、話を聞けば聞く程不思議な話に全く理解が出来ませんでしたが、寝る所も無いので仕方なく我が家に泊めました。

            S子さんを車に乗せて話を聞けば、世間ずれをしていませんが、こんな大胆な事を起こせる彼女の生い立ちを聞けば聞く程不思議です。

            父子家庭のS子さんは、中学3年からある家に預けられて県立高校を卒業し現在まで過ごして来た様でした。

            卒業後も毎月1万円の小遣いを貰ってその家のお手伝いさんもどきをしながら現在迄生活をしてきた様ですが、父親ともめったに会えなくて相談も出来ず「この家を出て働きたい。」と、伝えたら「全て置いて出て行っていいよ。」との返事だったようです。

            住む所の当てもなく運転免許証も父親に渡したS子さんは、マックで何晩も過ごしていた様です。

            私は、警察沙汰になっているのではないかと心配をしたら「大丈夫なんです。住みこみで良いので住む所と仕事を探して頂けますか?」との事。

            さっそく、今日から住む所と仕事をS子さんと一緒に探しましょう。

            それにしてもS子さんの様にきちんと生活の基盤を身に付けさせずまるで座敷牢の様な生活をさせて来た父親とは、どんな人なんだろうか?

            S子さんが落ち着いて来たら会って話を聴いてみたいと思った次第です。

            それにしても、こんな不思議な相談も舞い込むのですからどう対応したらいいのか本当に多方面での支援方法を身に付けなければいけないと思いました。


            うるさい母親

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                うるさい母親

              発達障害が有ると言われた息子に対して兎に角口うるさいのです。

              私は、思わずテーブルを叩き「うるさい」と、その母親に喝。

              母親Y子さんが、吐き出す言葉が止まりました。

              本当に機関銃みたいに喋るお母さんで我が子だって嫌気がさして家庭内暴力へとなって行ったのだと感じました。

              「父親は、国家公務員でしたがアル中で私を罵倒するばかり。息子は、家庭内暴力で部屋中水を撒いたりガラスを割ったり。公的機関に相談したら働いている私が悪いと言われたので仕事も辞め息子につきっきりになったのにもっと大変になってしまいました。息子と話なんか出来ません。」と。

              私は、「息子さんを任せて下さい。」と一言。

              「息子さんは、きちんと話が出来ますよ。確かに発達障害と軽度知的障害が有りますが丁寧な関係作りをやり直しましょうね。」と。

              その途端に、母親の目には、涙があふれました。

              本当にこの母親は、夫や息子に如何対応したらいいのか具体的な方法が解らなかったのだと思いました。

              公的機関の踏込方が足りなかったのではないかと感じた次第です。

              つまり、具体的な関わり方とは、小言を追わないで笑顔を向ける生活です。

              こんな時こそ、作り笑いでも良いから母親が笑顔を作るのです。

              時には、自分を殺して息子に向かって欲しいのです。

              絶対に息子を追い込んではいけません。

              そして、優しく見守る事が一番大切なのですから。

              私は、沢山の障害児者と関わって来ました。

              又、我が子3人を育てて来て痛感している事は、「生活リズムの大切さと話を丁寧に聴く」事に尽きると感じています。

              その関係が、絶対的安心感になってその人達が穏やかな関係になり生活が安定してくるのですから。

              母親Y子さんとも丁寧に話を聴いて行こうと思いました。

              母親だって聴いてくれる人が欲しいのですからね。


              ヤマダ電機46店舗閉鎖

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                ヤマダ電機46店舗閉鎖

                何時、閉鎖になるのだろうか?と、誰もが心配していた事が起きました。

                何処から見ても自転車操業としか見えませんでしたからね。

                私は、買い物が好きではないので時々家電製品の購入の為にしか行きませんでしたが「お客が少ないな」と、感じていました。

                駐車場も土日しか満杯ではありませんでしたから。

                しかし、46店舗の閉鎖とは大変な事態だと思います。

                何人もの社員の方々の行く末が心配になります。

                景気が良い様に連日報道されていますが、株価の売り買いでの収益では身近な私たちの生活には感じられないのですからね。

                実際に、ヤマダ電機は、景気回復の鈍い地方店を閉鎖しますが、国内の景気とは地方まで行き渡って初めて好景気と言えるのだと思います。

                高齢化が進む今、そうは皆が大型電化製品を購入するとは、思えませんから。

                足元を見据えた生活を大切にしたいですね。


                親子合宿

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                    親子合宿

                  毎年恒例の親子合宿が、今年も終わりました。

                  石倉保育園は、赤城少年自然の家・愛泉保育園は東毛少年自然の家を借り切って述べ200家庭以上の参加でした。

                  土曜日の午後から登山で開始になり日曜日の朝までの親子で向き合って頂くための1泊2日の合宿です。

                  そして、今年の両園の共通の夜の学習会の内容は、「絵から見える子供の育ち」でした。

                  これは、子ども達が寝た午後8時から親の為の学習会のテーマです。

                  保育士たちには、年齢別の取り組み方をしっかりと伝えて貰いましたが、保護者の多くは、目から鱗だったようです。

                  0歳児からの絵に向き合う子どもと保育士の取り組み方をしっかりと伝えさせて頂いたからです。

                  普通、子ども達の描画は、一枚の絵の中にお日様を描いてチュウリップ・スカートをはいた女の子がが描かれているのですが、私たちの関わった子ども達の描画は全く違い、其処には子ども達の生活が描画されているからです。

                  つまり、0歳児から丁寧な保育士との向かい会いが、一枚の紙に描画されている事をお伝えしたのです。

                  ご参加頂いた保護者の多くには、初めて知った絵から見える我が子の育ちを再認識して頂けた様に思いました。

                  又、来年も保護者の皆さんにお伝え出来る「多方面から観た子どもの育ち」を保護者や保育士たちと一緒に学び会いたいと思いました。


                  パトカー騒ぎ

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                      パトカー騒ぎ

                    27歳S君は、暴走族で覚せい剤を打っていた為に3年間刑務所に行って来ました。

                    その後、縁あって私と知り合いになったのですが、既に生活保護受給者として生活をしていたのです。

                    所が、毎月下旬になると精神的に気持ちが荒れるのです。

                    その理由は、お金が無くなるからです。

                    そして、昨日、S君が国道を自転車で逆走していた所をパトカーに保護されたのです。

                    そして、私に警察署から電話が来て「直ぐに迎えに来て下さい。助けて下さい。」と本人からの声。

                    私は、しばらくの間警察署に保護されていた方が良いと思い「今、忙しいから午後2時頃迎えに行きます。」と、警官に伝え電話を切りました。

                    そして、午後警察署に電話を入れたら既に障害者相談事業所がS君を迎えに行き自宅に帰宅させていたのです。

                    私は、仕方が無いのでS君の様子を見てからS君に連絡を入れようとしました。

                    所が、相談事業所から何度も連絡が来て「S君には、困りました。どうにかして下さい。」との事。

                    勝手に相談事業所が迎えに行ってしまったのですから相談事業所が責任をもてばいいのに今回の様な事例の対応の仕方が解らないのだと思いました。

                    そうしたら、午後、私の事業所にS君が自転車で来たのですが、私が留守だったので勝手にS君が、パトカーを呼んだのです。

                    つまり、S君は、警官を呼べば私が直ぐに事業所に戻ると考えた様ですが、私は、動きません。

                    職員達は、ドキドキハラハラだったでしょうが、別件の相談が他市の方から来ていたのでそちらに出向いていたので私は忙しかったのですから。

                    職員から電話が来ましたが警官には、「自己責任だとS君に伝えて下さい。私は、直ぐには事業所には帰れませんから。」と伝え、電話を切らせて頂きました。

                    今回の様な時は、かなりの覚悟が必要です。

                    事業所を滅茶苦茶に壊される事も有るかもしれないからです。

                    しかし、S君は警官を動かせば私が動じると思っていたのでしょうが、今回の様な修羅場を何度も通り抜けて彼らと向き合って来たのです。

                    S君とは、今から真剣に向き合う必要が有ると感じています。

                    夜10時過ぎS君から電話が有りました。

                    「今日は、すいませんでした。」との言葉。

                    こんな繰り返しの中から糸口を模索して「S君を大切に思っているよ。」と、伝わる日を願った夜でした。


                    3少年起訴

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                         3少年起訴

                      中学1年生上村君を殺害した少年たちが起訴され裁判員裁判で審理される事になりました。

                      複数の関係者は、リーダー格の少年が起訴内容を認めていると言っていますが、本当に、裁判員裁判とは驚きました。

                      3人の犯行内容は、バラバラの様ですが誰が聴いても3人が犯行に加わっていた事は事実だと思います。

                      裁判員裁判は、判決は速いのですが3人の将来を思うと凄く辛く感じます。

                      確かに重大事件ですが、これからの彼らの支援の方が大事だと思うからです。

                      毎日、出所して来た方々と付き合っていると支援の難しさを痛感しているからです。

                      如何にして、生活基盤を身に付けさせるのかが、大切だと感じています。つまり、刑務所生活では、彼らの生活基盤は身に付きにくいのです。

                      生活保護を受けながら借金をしてしまい生活が火の車の彼等をみていると何処から手を付けたら良いのかと考えさせられます。そして、紐の様な生活で全く自立しない気配の立派な男性を見ていると生意気を言っていても本当に悲しく思います。

                      つまり、判決の結果で、厳罰が処せられたとしても真の更生には繋がりにくいと言う事です。

                      真の更生の為の司法で在って欲しいと心から願っています。


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