精神を病んだI子さん

0

     精神を病んだI子さん

     

    本当に生真面目なI子さん。

    妄想や幻聴に悩まされ疲れてしまいましたね。

     

    中学生時代から引きこもりになり何度も精神病院に入退院をしてきたのでした。

    それでも、働きたいと思ってA型の事業所に通ったのに疲れてしまったのですね。

     

    頼れる親族も少なくて将来の不安が募ってしまったように感じました。

     

    「I子さんは、I子さんのままで良いんだよ。頭の中が真白くなる前に誰かに話ができる様になりましょうね。相談事業所の相談員さんだっていいんです。」

    「友達も一人もいません。」

    「私も友達は一人もいないです。」

    「えっ、本当ですか?」

    「仕事・仕事で生きて来たので友人らしい人は、一人もいないです。」と、たわいのない話を2時間余りしました。

     

    その間、何本もの電話が入るのでI子さんは、驚いていました。

    特に利用者さんたちと連絡を毎晩とるので夕刻は電話のなりっぱなしになるので驚いたようでした。

     

    人間は、環境や考え方で必ず変わります。

    そして、I子さんが自立した人生のスタートを切る事を一緒に考える約束した夜になりました。



    生活介護の支援

    0

       生活介護の支援

       

      生活介護の場を持っていると

      ・多動

      ・こだわり

      ・固まって動かない

      ・偏食

      ・他害

      ・自傷

      ・尻がふけない等々の問題行動を持った利用者さん達や実習生に沢山出会います。

       

      しかし、その利用者さんや実習生の行動が「とも いせさき」の生活介護の場で本当に変わります。

       

      その変化に保護者たちも驚きます。

       

      社会福祉法人しののめ会では、支援の仕方に重きを置き支援員全員で同じ方向で日々の支援を積み重ねています。

       

      具体的には、「遊び」から支援に入ります。

      笑顔や笑い声が出るくらいの身体のゆさぶり遊びが中心の活動です。

       

      そして、重度の方々と向かい会い「ちょうだい遊び」を取り入れます。

       

      すると、時間はかかりますが、

      ・かりんとうの軽量(時々、つまみ食いをカリカリ)

      ・ともの月を丸める

      ・あんこの軽量

      ・ペットボトルのラベルはがし等々の仕事が出来る様になります。

       

      そして、1年もたつ頃には、販売にもお出かけできるほどに変わります。

       

      その支援が生活介護の場の支援だと思います。

       

      とかく、生活介護の支援は、利用者さん達への入浴や排せつの世話に追われがちですが、実は、豊かな関係が必要だと思います。

       

      そして、見事に落ち着きを持ち彼らに支持が入るようになるのです。

       

      そして、保護者の皆様にお伝えしたいことは、「だめ」の言葉からではなくて「分かったよ。」と、笑顔を向けて頂きたいのです。

       

      それだけで、子どもさん達が見事に変わりますから。

       

      そして、この支援方法は、生活介護の場だけではありません。

      全ての人間(老若男女)との向かい会い方に必要な事だと感じます。

       

      43年間実践してきた宝物をもっと知って頂きたいと思う日々です。



      ブラックリスト脱却

      0

         ブラックリスト脱却

         

        ・夫の入院費60万円

        ・家賃40万円

        ・クレジットカード40万円

        ・携帯会社2社の未払い等々借金まみれのE子さんでした。

         

        軽度の知的障害を持ち夫の少ない年金も使い放題だったのです。

         

        E子さんの言葉は、「出来ますか?」と聞けば「出来ます。」と、絶対に答えます。

        しかし、E子さんは、出来ないのに「できます。」と、答えてしまうのでその見極めが難しいのです。

         

        しかし、そこには、日常生活自立支援事業に繋ぎたくなかった訳が有ります。

        日常自立支援事業は、ご本人の財産の為、お金の使い方の解らない人達に金銭的余裕が有ればご本人の要求を通してしまうからです。

         

        つまり、お金の使い方をE子さんには、分かって欲しいと考えました。

         

        そこで、息子さんの成年後見人さんと相談をしながら、必要経費は別にして、毎週2,000円のお小遣いを渡す事から始めました。

         

        その結果、その2,000円すら上手に使えない事が分かったのでした。

         

        当初の報告は、嘘ばかりで自分の欲しいビールを買い込んでしまったり必要のないキャラクター物を100金ショップで買い込んだりしてしまったのでした。

         

        仕方無いので、毎日、お金の残高と使った内容を具体的に聞く事にしたのです。

        その結果、やっと、2,000円の使い方が分かって来たようでした。

         

        もろもろの借金の返済も終わりましたが、携帯会社への未払い金を支払う気持ちが全くなかったのですが、この連休中、それぞれのショップに行き未払い金額を調べさせたのですが、

        「携帯番号を忘れたので支払う金額を調べられませんでした。」と言ってきたので、直接ショップに連絡を入れ

        「未払い金を支払いたいのですがどうしたら良いですか?」と、問い合わせをしたら、それぞれの携帯会社の連絡先を簡単に教えてくれました。

         

        「E子さん。嘘は言わないでね。簡単に調べられたよ。」と私の喝。

        E子さんに騙されてしまうところでした。

         

        そして、E子さんに電話を入れさせ未払い金を支払う準備になり、これで全ての借金が無くなります。

         

        本当に、此処まで関わらなければなりませんでしたが、まだまだ、お金を渡せば使いたい放題だと思います。

         

        お金の使い方を理解する事の難しさを感じた次第です。

         

        過去は、パチンコに明け暮れ息子の障がい者年金や夫の国民年金をあてにする始末でしたが、今は働きながら生活の立て直しを始めたE子さんです。

        マダマダ目は離せませんが、少しづつでも借金のない当り前の生活の大事さを心から受け止めて欲しいと願っています。



        万引き

        0

            万引き

           

          軽度知的障害を持ったK男さんは、刑務所に3回行きました。

          3度目は、K男さんから身元引受を依頼してきたので毎月某刑務所に面会に通いました。

           

          3か月の仮釈放で刑務所を出た途端に、元の様なチャランポランな生活態度に手をやきましたが、半年過ぎて変化が出てきたのです。

           

          特に、この連休中、みんなでバーベキューをしたりたけのこ堀りをして一緒に茹でて熱いうちに皮むきをし包丁で切って油揚げと煮て食べたりしたのです。

           

          それが、本当に嬉しかったのだと思います。

           

          そんなたわいのない非日常の中でK男さんをどうしても連れて行きたい場所が有ったのです。

          それは、亡くなったK男さんの父親のお墓参りでした。

           

          私は、刑務所から戻ってきたら必ず親のお墓参りに一緒に行きます。

          家族と疎遠になっている人達もハガキ1枚親族宛に出す事を進めています。

           

          これからの自分が幸せになれる様に天国から見守っていてくれるようにお願いするためです。

           

          そして、彼らとの丁寧な関係を支援員たちと深める工夫を試みます。

           

          すると、そこに生活の落ち着きが生まれてくるのです。

          K男さんとの半年は、手を焼きましたが支援員たちの丁寧な支援に尽きると改めて感じたのです。

           

          人は、暖かな居場所が出来れば生活も落ち着く事を支援員たちも目の当たりにしたのです。

          しばらくは、この生活を大切にしながらk男さんの勤務先を一緒に探したいと思っています。



          かこさとしさん死去

          0

             かこさとしさん死去

             

            ・からすのパンやさん

            ・だるまちゃんとてんぐちゃん等々沢山の作品をありがとうございました。

             

            本当に残念です。

             

            かこさんの絵本に出会ったのは、園児たちに読み聞かせをしたからです。

             

            社会福祉法人しののめ会は、開園当初は、金銭的余裕がなかったので安心して園児たちに届けられる絵本は、「福音館の絵本」「偕成社の絵本」だと思い購入したのでした。

             

            そして、福音館の絵本の中にかこさとしさんの絵本が沢山あったのでした。

             

            心暖かな内容で園児たちの心にも響きました。

            成人施設にも何冊もかこさとしさんの絵本を買い込み置いて有ります。

             

            勿論、毎朝、紙芝居や絵本の読み聞かせを全施設で実践しているので利用者さん達も知っているし大好きです。

             

            反戦を心から願い子ども達を信じた加古さんの作品をこれからも大切にしたいと思います。ゆっくりお休みください。



            看取り

            0

                看取り

               

              97歳の独居住まいのH子さんは、いよいよ看取りの時を迎えています。

               

              4月には、ショート先で低床ベットが無かった為に落ちて右大腿骨を骨折しました。

              その為、大きな病院で全身麻酔で手術を受け退院をしたのですが、とりあえずショートで5月10日までお願いをしたのですが昨夜深夜にバイタルがかなり落ちた連絡を頂きました。

               

              今朝、5時には、その状態を保っているので最後の看取りの為にご自宅に帰る事にしました。

               

              24時間の家政婦さんの依頼や在宅ドクターとの連携にケアマネさんに依頼をしたいと思います。

               

              「自宅が良いの。」と、何度も言葉で言っていたH子さんの最後をご近所の方々と一緒に迎えられる事に感謝です。

               

              勿論、H子さんが愛したお弟子さん達にも連絡を採りましょう。

               

              これまでの期間、在宅で過ごす事の大変さを目の当たりにしてきました。

              ドクターの意見は、入所施設だし、大方、その意見がまかり通ってしまう世の中で、最後まで在宅を貫く事の大変さを目の当たりにした数年間でした。

               

              H子さんの想いに全て寄り添えませんでしたが、今の社会資源をフル活用させて頂いきました。

               

              H子さんが大好きだったデイサービスにも最後まで通えましたね。

              さあ、今日からご自宅です。

              ゆっくりご自宅の空気に触れて安心して下さい。



              温泉旅行

              0

                  温泉旅行

                 

                この連休中、重度の知的障害を持った人たち数人を温泉旅行に一泊でお連れしました。

                 

                在宅で過ごしている人達なので、心配をしましたが、参加した利用者さんたちは大喜びだったのです。

                 

                そのためにボランティアでついて下さった方々もいて感謝にたえません。

                 

                彼らの保護者も高齢になり我が子を放任している場面に出会うのです。

                そんな時、簡単なバーベキュウーの会食会を開いたり、プールにお出かけしたりするだけでみんな大喜びになります。

                 

                「温泉、次、何時いくの?」と催促をされたのですから彼らは満足だったのだと思いました。

                 

                新緑のなかでゆっくりとお散歩をしたりご馳走を食べビールを呑んだり穏やかに過ごした連休だった事でしょう。

                 

                こんなに喜んでくれたのだから、一泊旅行の計画を立てたいと思いました。



                新緑

                0

                    新  緑

                   

                  本当に、心が洗われるような新緑の中をドライブしました。

                   

                  やまふじに囲まれつつじが咲きあかしやの花が綻び自然の豊かさが一杯です。

                   

                  こんな時間が持てる事こそしあわせな気持ちになります。

                  どんな事でも乗り切るための心の永輝を詰め込んいます。

                   

                  そして、読書。

                   

                  「君たちはどう生きるか?」をその新緑の中で読んでいます。

                   

                  貧困・虐め・勇気・学問

                  今の時代も変わらない現実をどう生き抜くのか?を自分でも見つめ直す機会にしたいと思います。



                  県立歴史博物館

                  0

                     県立歴史博物館

                     

                    時間を見つけては、美術館巡りをしています。

                     

                    昨日は、県立近代美術館に行き湯沢一郎展を観て満足したのですが、お隣の歴史博物館にも行きました。

                     

                    驚きました。

                    とにかく、織田信長展も来場者が多く良かったのですが、学芸員たちの徹底した趣が過去の展示の仕方とは全く違っていたのです。

                     

                    群馬の成り立ちが丁寧に分かり易く展示されていたことに驚きました。

                     

                    戦国時代の新田軍の様子など本当に分かり易い説明だったのです。

                    ましてや、本物の甲冑を着せていて大人たちが身にまとっていた大人たちが大喜びの様子でした。

                     

                    歴史は苦手ですが、大人が参加できるイベントも楽しそうで良い物だと感じました。



                    保護者面談

                    0

                        保護者面談

                       

                      年間2回、保護者面談をしています。

                      これは、各利用者さん達の計画作成に生かすために家庭の様子を聴く為です。

                       

                      F君は、体重もだいぶ増えた為成人病予防のためには缶コーヒーの飲料を辞めたいとの事でした。

                       

                      しかし、毎日2本飲む事が習慣になっているF君にストップをかける事が家庭だけでは難しかったのです。

                      朝の出かけに200円を手渡していましたが、そのお金をやらないとF君はパニックを起こしてしまう様でした。

                       

                      そこで、F君を呼んで保護者と同席し「家で朝食後にブラックコーヒーを飲んでね。そして、ともからお家に帰ったらブラックコーヒーを呑んで良いんだよ。」と、伝えたら
                      「はい。分かりました。」と返事。

                       

                      保護者も言葉かけの仕方でF君が見事に理解をした様子に驚いたようでした。

                       

                      まず、F君の体重を10キロ減らす事を目標にしましょう。

                       

                      糖尿病になったらそれこそ大変ですから。

                       

                      この様に、家庭と施設との連携があってこそ彼らの生活を守る事になるので保護者面談は欠かせないと思った出来事でした。



                      PR
                      calendar
                        12345
                      6789101112
                      13141516171819
                      20212223242526
                      2728293031  
                      << May 2018 >>
                      selected entries
                      categories
                      archives
                      recent comment
                      recent trackback
                      links
                      profile
                      search this site.
                      others
                      mobile
                      qrcode
                      powered
                      無料ブログ作成サービス JUGEM
                      JUGEMのブログカスタマイズ講座